忍者ブログ
日々の日記を綴ります。
[10] [9] [8] [7] [6] [5] [4] [3] [2] [1]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

5月11日は、高校時代に憧れて
大好きだった富松さんの誕生日だ。

通学途中で見かけて、かわいいと思い
一緒に通っていた麻生と同じ車両や同じバスに乗るように
色々と作戦を練ったりしたもんだ。

推薦で大学が決まった、ある日、
遂にソノ気持ちを伝えたが、
彼氏と別れたばかりで今は・・・
と撃沈。

その後、バツが悪いと思っていたが
翌日から毎朝のように笑顔で
「おはよう♪」
と、挨拶をしてくれるようになった。

その挨拶で一日が幸せに過ごせていたのだから
実に単純な高校生である。

そして、運命とは恐ろしいもので、
オレが大学に行き、1年後に彼女も同じ大学に合格した。

毎朝、車で迎えに行き、一緒に授業を受けたりした。

しかし、オレが大学に入学してから
中学時代の後輩である憲子と再会し
付き合うようになっていた。

富松さんとは、毎日一緒に居たが
付き合っているわけではないし
憲子が居るから付き合えない。

勿論、憲子のことも当時は大好きだったから
別れるなんて考えてみた事もなかった。

そして、5月の連休に富松さんとデートをして
帰りに夕日を見ながら富松さんが言った。
「博明。。。私の事を好きなん?」

すかさず
「めちゃ好きよ。だけ付き合いたい・・・」

そんな言葉が出たのだが、
彼女から出た言葉は、
「じゃぁ、憲ちゃんと別れられる?」

「・・・」

答えられなかった。

当時は本当に純粋だったのだろう。
嘘でも言えなかった。

「別れるのは・・・無理かもしれん・・・」

「じゃぁ、ダメやね。」


コノ瞬間にオレの高校時代、青春時代からの
憧れの女性だった富松さんとの恋は終わった。

今は結婚していると聞いているが
幸せに暮らしているだろうか???

いつまでも心の中で彼女に恋をしていたいと思う。


 

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
最古記事